作品展示で差をつける秘訣
彩音: 「美紀、次の作品展示の準備はどう?最近忙しそうだけど、順調に進んでる?」
美紀: 「彩音、実は少し悩んでいるの。同じくらいの実力の人が多いから、どうやって差をつけるか迷っていて。」
彩音: 「それ、わかるよ。でもね、実は絵具の発色で差がつくって知ってた?」
美紀: 「え、発色?そんなに違いが出るものなの?」
彩音: 「うん、特にオランダのロイヤルターレンスが世界に誇る最高級の油絵具はすごいよ。伝統的かつ洗練された製法と品質管理で、専門家の高い要求に応えているんだって。」
美紀: 「へぇ、それは知らなかった。どんな特徴があるの?」
彩音: 「最高純度の顔料とリンシードオイルを練り合わせているから、絵具に美しい輝きと抜群の耐光性・耐久性があるの。一部のホワイトや明るい色には、黄変しないサフラワーオイルを使っていて、長く色が鮮やかに保たれるんだよ。」
美紀: 「実は前に友達の展示会で、その絵具を使った作品を見たことがあるかも。色の深みがすごくて、まるで絵が生きているみたいだったの。」
彩音: 「そう、それなんだよね。でも、その分お値段も高いから、学生の私たちには厳しいよね…。」
美紀: 「やっぱり資金力で差がついちゃうのかな。なんだか切ないね…。」
彩音: 「でもね、私はアルバイトを頑張って少しずつ絵具を集めてるんだ。重要な部分だけでも良い絵具を使うと、作品の印象が全然違うよ。」
美紀: 「そうなんだ。私も一度、奮発してロイヤルターレンスのホワイトを買ってみたことがあるよ。驚くほど滑らかで、他の色との混ざりも良くて感動したのを覚えてる。」
彩音: 「だよね!やっぱり質の良い絵具は違うよね。でも、全部を高級絵具にするのは難しいから、工夫して使っていくしかないかな。」
美紀: 「そうだね。じゃあ、お互いに情報交換しながら、どの色が効果的か探してみない?」
彩音: 「いいね!実はこの前、先生からもおすすめの色を教えてもらったんだ。特に『カドミウムレッドディープ』は発色が良くて、作品のアクセントになるって。」
美紀: 「それ、気になってた色だ!でも高価だから迷ってたんだよね。でも、先生がおすすめするなら試してみる価値ありそう。」
彩音: 「私は最近、ネットで中古の画材を探したりもしてるよ。意外と未使用のものが安く手に入ることもあるから。」
美紀: 「なるほど、それは盲点だった!早速チェックしてみるね。ありがとう、彩音。」
彩音: 「お互い工夫して、最高の作品を作ろう!資金力に負けない情熱でカバーしようね。」
美紀: 「うん、ありがとう彩音。なんだか元気が出てきたよ!一緒に頑張ろうね。」