舞台あいさつ

美紀: 「皆さん、今日は本当にありがとうございます！いやぁ、今回の『囚われのキャンパス』、いろいろありすぎて…もう、ボロボロになりましたよね、彩音？」

彩音: 「そうそう！もう、本当に大変だったんだから！」（苦笑）

美紀: 「特に結城薫さん！あの方、厳しすぎるのよ！ほら、彩音なんて追い込まれてさ…」

彩音: 「ほんっとに！もう、ギリギリだったの。途中でね、泣きたくなったし、いや泣いたかもしれない（笑）」

美紀: 「うん、彩音、確か泣いてた。控室で『もう無理～』って言ってたよね。」

彩音: 「あぁ、やっぱり？もう、ボロボロだったのに、結城さん、最後まで全然妥協してくれなくて…」

美紀: 「でもさ、最後に結城さんが『よく頑張った』って一言だけ認めてくれた時、ちょっと泣きそうになったよね？」

彩音: 「あれ、私の人生で一番長い『よく頑張った』だったよ…！ほんの一言なんだけど、すっごい重かった！（笑）」

美紀: 「でも、私たち、瑞輝さんがいてくれて本当によかったよね！ずっと支えてくれてさ、私たちが追い詰められてる時、優しく声かけてくれたり。」

彩音: 「そうなの！瑞輝さん、いつも気づいてくれてたみたいでね。控えめだけど、ずーっと見守っててくれた。あの時のカフェでのコーヒー一杯、心に染みたなぁ～」

美紀: 「ほんとよ！瑞輝さんみたいな人が現実にいたら、私も安心して創作に没頭できるのに…って思うわ。」

彩音: 「ね～。瑞輝さんって、完璧すぎて、むしろ誰かモデルがいたんじゃないの？って思うくらい…」

美紀: 「いやいや、彩音も言ってたよ！『瑞輝さん、私の心のオアシス！』って（笑）」

彩音: 「確かに…それは認める！（笑）でも、あの静かで優しいサポートがあったから、私たちここまで来れたんだよね。」

美紀: 「本当、それ！瑞輝さんがいなかったら、今頃私、まだ控室で泣いてたかも…」

彩音: 「うん、私もだね。こういうことがあるからこそ、周りの人に感謝しないとね。特に、芸術を目指す皆さんも、支えてくれる人がいること、忘れないでください！」

美紀: 「うん！そして、自分自身を信じることも大事！いろいろあるけど、自分を信じて、楽しく、前向きに頑張っていきましょう！」

彩音: 「そうだよ！楽しむことが一番！皆さん、これからも応援してます！」

美紀: 「今日は本当にありがとうございました！瑞輝さん、どこかで見てたら、コーヒー奢ります！（笑）」

彩音: 「私も、次はケーキつけてください！（笑）」

ナレーション: 【二人は観客に向けて深々とお辞儀し、笑顔で手を振る。】